05年5月7日
でんでんむし いつもとちがうおにぎりを作ろう/ 峠工房集会室
10:00 四角いおにぎりと丸いおにぎりの説明
必要な道具は、テーブルの上にセットしておく
おにぎり型2種・大スプーン・水入れカップ・具用中皿・ごはん用どんぶり・おしぼり
材料を取る
丸いものから先に作る
秘密の時間
11:30〜12:00 試食タイム(飲み物は持参)

でんでんむしの行事はゴールデンウイーク中に2回です! 30日からわずか1週間の5月7日、峠工房で「まるいおにぎり、しかくいおにぎり」。いつものメンバー。

10時開始で、11時半頃には終了、お母さんたちは階下の作業室で話し合いと言う予定。

実は、お母さん達には固く、堅く、硬くヒ・ミ・ツにしていたことがありました。当初、5月の第4土曜日が予定だったのが5月7日に変更になり、
「オッ、次の日は母の日じゃん」。いつも、と言うか、私的にはいっさい乗らない世間のイベントですが、ついついイタズラゴコロが災いして何かプレゼントを作らせようと思いついた次第。素材には事欠かないのです。友人である小田原の戸辺商会(輸入雑貨を中華街などに却下している会社)さんが、倉庫の奥で眠っていたり出そこなっていた商品を「峠さんなら役に立てるよね!」と、白羽の矢を立てて送ってくれました。その中に「口紅ケース」と言うものがありました。知ってる人も多いかと思いますが、ちょうど口紅が1本入る大きさで、鏡までついています。シルバーグレー一色のちょっと地味な感じだったので、これにチロリアンテープやプラスチックのおはじきを貼り付けて、それぞれ独自のものに仕上げさせる計画。お母さん達を追い出してから、子ども達にうちあけました。

さて、おにぎりは、カップにラップをしいてごはんと具を入れて丸める。どこの家庭でもやっている方法ですが、今回のメインは「四角いおにぎり」。図のような型を牛乳パックで作っておきます。8個も作ったのですぞ。そして、3等分にしたのり、(この幅が牛乳パックにピッタリ)を、互いちがいに敷いて、サンドイッチのようにごはんで具をはさみ、ぎゅっと押して四方からのりをたたみ、ふたをとじて出来上がり。これは面白いようにきちんと出来て、しかも欲張って具を入れすぎても、のりで四方からくるむのでバラバラにならず、もっと欲張ってごはんも具も入れすぎたら型をこわしてとり出せばいいというスグレモノ。
         
このやりかたが、みんな気に入ったようで、欲張りさんは欲張りなりに、慎重さんもそれなりに、集中して短時間で作ってしまいました。

試食タイムの前に、口紅ケース作りです。男子が多いので「乗ってくるかなー?」と内心心配だったのですが、やっぱり「お母さんにプレゼント」と「ヒ・ミ・ツ」が効いたのか、とても熱心でした。テープだけだったり、おはじきだけだったり、両方組み合わせたり、みんな真剣そのもの。中には「おはじきは4個ならべられるよ」に対して「こういうふうにならべれば5個はれる」と工夫をこらす子も。

出来上がったケースを箱にかくして、さァ試食タイム。皆しかくいおにぎりが気に入ったのか、求めに応じてお母さんや私達にまで再度作ってくれました。

秘密っていうのは、おとなになってもゾクゾクうれしいものですね。私も面白かったけど、お母さん達!プレゼントはいかがでしたか。これで当分心の栄養になるのではないですか。

なお、当日松本2人の他にでんでんむしと6年ものおつきあいのヤマシタさん、峠からワダさんにボランティアをお願いしました。(園長・記)

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