05年10月22日
でんでんむしイベント バスの始発から終点まで乗ろう/神奈川県・市営地下鉄立場駅

峠工房の近所の始発のバス停から終点まで乗って、ちょっと早いお昼ご飯を食べてくる、という小さな小さなバスの旅です。
今回の参加はおもに年齢が小学校中学年以上の子たちです。
もうすでに顔なじみのでんでんむしのメンバーDくん、Mくん、Tくんの3名と、今回初参加のYくんとその兄弟2名。子ども6名と大人3名の少人数のグループとなりました。
朝10時、峠工房集合。まず、峠工房の集会室で今回のバス旅の説明が園長からあり、その時に、一人500円の予算を受けとりました。この500円で往復のバス代とお昼代を、自分で考えて賄わなくてはなりません。お昼に欲張ってしまうと、帰って来れなくなってしまうんですよ〜。
10時半ころ出発。元気が良いでんでんむしの3人はバス停まで走って行ってしまいました。初参加の3人は少し緊張しているかな?
バスが来たので乗り込み、各自でお金を払います。行き先は「立場バスターミナル」。
バスはガラガラに空いていたので、それぞれ好きなところに座りました。バスの中ではみんな静かで行儀よかったです。Dくんはバスや立場駅の地下鉄のコトに詳しくて、私にいろいろ説明してくれました。
「次は立場駅〜」とアナウンスが入ったところで、Mくんが降車ボタンをピンポ〜ン!…と、押しましたが、残念、「終点は一つ先の立場バスターミナルだよ〜」と、園長から声が飛んでいました。
終点でバスから降りると、そこは地下鉄「立場駅」です。地下鉄の構内に入ってちょっと見学。それから駅の近くの牛丼屋「すきや」さんへ行きました。牛丼屋さんと言うとカウンター席だけの印象でしたが、ここは広くてテーブル席もたくさんあります。
隣あった2つのテーブルに座りました。みんな牛丼屋さんに詳しいのね。私はほとんど入ったことなくて、園長も牛丼店初体験だったので、みんなにいろいろ教えてもらいました。大盛りを頼む子あり、「ミニで十分」とミニサイズを頼む子あり、予算の都合を考えつつ、各自自分の食べたいものを注文しました。
注文したものが来た人から食べる、ことにしたのですが、「大盛り」を注文したMくんの牛丼がなかなか来ません。みんなが食べ始めているのに自分のだけ来ないって、大人でもイライラするよね〜。でも、なんだかんだ言いつつ、大人しく待ってたMくんは偉かった。
そして、一番最後に食べ始めた大盛りのMくんですが、最初の方に注文が来ていたミニサイズの園長より早く食べ終わっていました。育ち盛りだ〜。
いつもやんちゃなMくんとTくんですが、同じテーブルに座った幼稚園のTMくんに気をくばって、面倒を見てくれていたそうですよ。
食べ終わると、1人ひとり自分でお金を払いました。「すきや」さん、ご協力ありがとうございました。
外へ出てみると、あいにく雨が降り出していました。なので、立場駅周辺をブラブラするわけも行かず、駅の構内で雨宿りをした後、バス停に向かいました。途中で、TくんとふざけていたMくんが、勢いあまって一瞬歩道から出てしまい、園長が注意をしました。バスターミナルの中といっても、車道は危険です。
帰りは行きとは違う経由のバスで終点まで帰ります。バス停でバスを待っていると、おじいさんにバスの時間を聞かれました。親切なDくんは一生懸命時刻表を見つつ説明。ですが、このおじいさん、少し(かなり?)酔っていたようです。みんなに大声で話しかけたり、写真を撮りたがったり、かなり盛り上がっていました(笑)バスに乗ってからもおじいさんの勢いは止まらず、運転手さんにまで話し掛けるので、園長がお相手をしていました。「きっと、でんでんむしのみんなと仲良くしたかったんだね〜」と幼稚園のTMくんと私。前のほうの席に座っていた小学生3人はしりとりで盛り上がっていたみたいです。
終点でバスを降りて、峠工房へ。峠へ帰ってからも盛り上がりは続いていて、ちょっとだけ遊んでから解散しました。
今回は人数が少なかったこともあり、とてもほのぼのしたムードのイベントになったように思います。初参加の子たちも打ち解けて楽しそうでした。Mくん、Tくんが牛丼屋さんでさりげなく小さい子に気を使ってくれたり、Dくんがバス停でおじいさんに親切に説明したり、みんなのやさしい面を見ることができました。短い時間でしたが楽しい「バス旅」となりました。(K)




05年10月29日
おこのみやきをつくろう/峠工房

でんでんむしイベント。こちらは低学年が中心の、題して「おこのみやきを作ろう
とは言え、タネは出汁で溶いてツナギは山芋、裏返したら叩いたらあかんでえ・・・とか、最初に豚バラをようけ焼いて、その油で麺を炒めて、薄く焼いたタネに乗せ卵を落として裏返すんじゃけえ・・・とか、そんな浪速や広島の本格的なお好み焼きではなく、何せ、そこは峠流ですからねえ。適当に楽しく作れて美味しきゃ良いじゃん? って事で、何でもかんでも細かく切って、タネに混ぜて焼いちゃおうってわけです。
参加者は、年長さんのMちゃん、1年生のHちゃん、妹のHIちゃん、2年生のMZちゃん、Y君、N君。そして、4年生だけど、先週の企画に予定があったので、参加出来なかったR君。
少し遅れて、何と何と! 遠く遥々静岡からやって来た2年生のNY君とお兄ちゃんのNR君も加わりました。
予め、峠スタッフがキャベツとタネを混ぜておいたものに、自分で、包丁で切ったちくわを足して、よく混ぜ、おたまに一杯分を大きなホットプレートで焼き、小海老と揚げ玉をトッピングします。
さて、まずはちくわを切る。
上級生が先に切るのを下級生は見学です。
みじん切りにしちゃった(最初からそのつもりだった、と、力説していましたが・・・?)Y君、包丁が恐くて半分しか切れなくて兄弟で一本を切ったNR君とNY君、普段は我慢がとっても苦手だけどゆっくり丁寧に切ったN君、前の晩からこれを待ってたMZちゃん、早々に私のデジカメに眼をつけ、カメラマンを志願、「ちゃんとやる事やんないとカメラマンやらせないよ!」との脅迫に従い、さくさくと手際良く切って、ちくわを撮影したR君。
皆、絶対におうちではお手伝いをしない(してたらゴメン)っぽいのに、大変上手に出来ました。
続いて、下級生が切るのを上級生が見ててあげる・・・のですが、あっれ〜? 二人位いないじゃん。遊び行きやがったな・・・(-_-;しかし、下級生たちもそんな事はお構いなし・・・(-_-;「うち、幼稚園の時にやった事あるの」と、満遍なく皆に3回位ずつ教えてくれたHちゃん。「うちはまだ〜」と言いつつも、上手に切ったHIちゃん。Mちゃんも、遊びに行かないで、ちゃんと見ててくれた上級生の指導鞭撻を受け(?)上手に切れました。
次にはおたまでよく混ぜて、それからいよいよ焼きます。
・・・まあ、毎度の事ですが。でんでんむしには必ず「一人一杯だからね〜!」と、言われると、絶対一杯以上焼く欲張りな人がいます(-_-;メンバーが違っても絶対いるのは何故だろう? 欲張りってウイルス性で空気感染するのかしらん? 案の定、どべーっと広がっちゃって、他の人のと合体しちゃって、分離せんければならんかったり、トッピングをきれいに回りに散らせる人などがいて、てんやわんやのうちに、最初に焼き上がった方を「いただきまーす!」
お隣のWさんからポップコーンの差し入れもあって… しかし何ですな、老いも若きも、美味しいものに目がないのは女の子の方らしく、女の子の方がたくさん食べました^^。欲張って大きく作りたがるのは、男の子なのにねえ?
それからみんなで公園に行って、各々遊びたいもの、遊びたい事を、遊びたい人と遊んで、お話し合いが終わったお母さん達と帰って行きました。
今回、このレポートの写真を撮影したのは、R君です

 

 

 

 


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