1月13日
ロボット博http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2007/robot/

確か、最初にロボット博の記事を目にしたのは11月ごろ。
「ねーねー、園長〜。これさー・・・。」
「SOU君も言ってたよ。いつまでやってるの?」

自分がロボット大好き!メカ大好き!だから、子どもたちも当然好きだろう・・・と、思っていたのですが、なぜか応募は1家族。
え・・・?今、ロボットってちびっこのハート掴めてないの?
みんな、ガンダムガンダム言ってるのに、リアルロボットには興味ないの?
えー・・・(´・ω・`)ショボーン
まあ峠の告知が押せ押せになってたせいで、みんな予定が組めなかっただけっぽいんですが。
ところで今回の参加、1家族・・・え?家族って何だ??と、思ったら、その名の通り、家族、即ち、生活塾でお馴染みのKN君とお母さんと・・・そしてお父さんです。お父さん、息子とロボットの為に、どうやら都合をつけた様子。

そんなわけで、スタッフも大勢は要らないので、園長、生活塾での担当者の私、後はKちゃん。SOU君は留守番。後はケーイチ君とKN君家族。

まずはいずみ野駅でケーイチ君と合流。
今回はいつぞやのキャンプのようにふらふらしないで、いつも待ってるいずみ野駅ベンチ前におりました(あの時は「猫と遊んでた」なんて言ってたけど流石に懲りたわな)。横浜駅まで相鉄線。
改札を抜けて、KN君家族と合流。そこから、今度は電車で越境。我慢が苦手なKN君。長い道行だけど大丈夫かなー?と、思っていましたが、大勢で出かけるのが楽しくて、時間なんて忘れていたみたい。

上野駅で降りて、「あそこにパンダの張りぼてあんだよね」とか「チョコバナナの色すごい!」とかどうでも良い話をしながら、歩いて行くと目に入ったのは長蛇の列。
「何の行列だろうね・・・?」
なんて対岸の火事気分でいたら、なんとこれがロボット博への行列!
「こんなに並ぶの!どうやって時間をつぶしたら良いんだ!!」
とKN君。うん、多分大人も全員そう思ってる。あ、ケーイチ君は松原商店街の人ごみで鍛えてるから平気かも。
「とりあえず、並んでから考えようよ。」
と、促し、如何にしてこの時間を潰すか会議。ところがそんな会議の間にも、案外列は進んでいく。頭をひねるまでもなく、時間は潰れてしまいました。
それにしても寒かった!
東京はつめてぇ所だ・・・ってよくドラマとかで田舎の人が言いますが、こういうことだったのか!(違うだろ!)

さて、待ちに待ったロボット。
KN君は私と見て回りました。
お父さんとお母さんは久々にデート気分でも味わってくださいなー^^

すごーい!人型で指まで動いてる!何か喋ってる!うわあ。うわあ。うわ・・・
「ねえねえ、こっちこっち、すごいベルトコンベア!」
・・・ちょ・・・えーーーーー!?人型だよ?ラッパ吹いてるよ?なのにそんな、多分将来幾らでも目にする機会がある機械なの??
なんて大人の思惑はどこ吹く風で、ガラスに張り付いて工業機械を見続けるKN君。
「ねー・・・何かロボットやるみたいだよ?」
「・・・」
「ねー・・・アシモ見たいね」
「・・・」
「・・・(;ω;)」
暫しの後、お父さんとお母さんと合流。
この工業機械はデモ用だから、同じものがエンドレスで流れるように工夫されています。だから見てる方も終わりがないのですが・・・orz
「こんな無意味な事させられるのってイジメだよな。」
食い入るように工業ロボットを見るKN君の後ろで、そっとお母さんにお父さんが囁きました。
その後、お土産売り場を見に行き、KN君は何周も見て回りましたが、最初に心を掴まれたセンサーつきの虫ロボットに決定。エレキット(http://www.elekit.co.jp/)の棚の前に佇むお父さんに声をかけると、
「えー決めちゃったの?絶対こっちの方が楽しいのに・・・。」
何度かKN君のお父さんにはお会いした事がありましたが、すらっと背が高く、バスケットチームに所属しているスポーツマン。阿部寛風の爽やか美男子と言う印象で、まさかこんな面白い感性の人だとは思いませんでした。
アシモのショーはあまりに混んでいるので断念し、お昼を食べる為にテラスへ向かいましたが・・・まああの人の入りですもの、テラスも混んでるよね。
歩いてすぐの上野公園で食べました。

それから、さて、時間も案外あるし、どうしたものか?と考えていると、とことことKN君がやって来る。
「これから川崎の大きい本屋さんに行きませんか?」
少人数の良い所はフットワークの軽さ。
川崎まで移動します。
私の脳内の川崎はcittaとかがある方が「色々ある方」で、反対は「何にもない方」と言う地理になっていましたが、何と、その、何にもない方に大きなショッピングモールが出来て、大きな本屋さんはそのモール内にあるのでした。

「くっ・・・金がある時に来たかったぜ。」
と臍を噛む充実っぷりでした。
どうやら臍を噛んでいたのは私だけではなかったらしく、峠スタッフとケーイチ君は帰路に着くことにし、解散となりました。


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