2007年6月24日(日)
メガマウスシャークを見に行こう!!/油壺マリンパーク

遅梅雨真っ盛りの6/24、神奈川県は三浦半島の突端にある水族館、油壺マリンパークに行きました。
同じ県内と言えど、峠工房のある所から三浦半島と言えば、かなりな距離。同じ県内にある八景島と違って、小さく地味なマリンパーク、遠路はるばる出向くほどの魅力は何?
それが、これhttp://www.aburatsubo.co.jp/mega/megamouth.htm。相模湾に突如現れた深海の古代鮫、メガマウスシャーク。1tの体重で30gの脳みそと言う何となく親近感の沸くこれを是非とも見てみたい!
と言うわけで例によって電車、バスを乗り継いで行って来ました。

今回参加者は、週に3日、峠に来ているご近所の小学4年生GS君とお母さん、お隣のWKちゃんとお母さん、生活塾のST君とお母さん、とぉーーーっても久しぶりのMT君&MTM君兄弟とお母さん、勿論、峠のK1君も参加・・・と、言いたいところでしたが、待ち合わせが行き違い、今回は合流できず不参加となってしまいました。・・・と、少人数の上、みんな親子参加。よって引率も、園長と、下見をした私のみと言う、少数精鋭(自分で言うな^^;)で。
ご近所さんのGS君親子とWKちゃん親子は峠工房集合で、近くだけど、どうしても!シュウマイ弁当を買いたかったST君とそれに付き合わされた(笑)お母さん、そして、久しぶりのMT君&MTM君親子は横浜集合。

ここで今回の秘密兵器(大げさな・・・)、三浦半島1DAY切符http://www.keikyu.co.jp/train/otoku_miura.shtmlを購入。
横浜⇔終点三崎口乗り降り自由で往復分、更にマリンパークまでのバス代が無料、マリンパークが4割引の特典がついて、大人1400円。お得な上に、一々乗り降りでごたごたしない、とっても便利な切符です。
午前中には、マリンパークに到着し入場、入り口では、ホオジロザメの口の模型と、触っても噛み付かない可愛いネコザメがお出迎えです。
マリンパークは小規模な水族館、はぐれるって言っても高が知れてるよね・・・って事で、お昼まで各自自由時間とし、海が見えるレストハウスに再度集合する事になりました。

恋する遊び島でない水族館は、今回お目当てのメガマウスシャークを始め、ウミウシ、ラブカのはく製、シロワニ等、珍しいけど、個性的だけど、ちょっと可愛いって言うのとは違うよねえ・・・と言う生き物たち、鯵や平目、鮪、鱸等、どっちかって言うとスーパーの魚売り場でおなじみの魚等がたくさんいました。カクレクマノミとかエンゼルフィッシュ等の可愛らしい熱帯の魚も遠慮がちにおりました^^;。
その他に海洋深層水館なるものがあって、こちらは深層だし暗いからって油断してるんじゃないのか?って位に薄気味が悪いルックスの生き物が展示されています。
アシカやいるかやペンギンと言った、可愛い、愛らしい生き物達、いるかアシカのショー会場等は、みんな外。
入梅宣言からの数日間、「入梅したからお天気が良いねえ」なんて、厭味を言われていた天気ですが、この日は梅雨らしくどんよりと曇り、今にもぽつぽつ降り出しそう。インターネットでは午後から雨となっていましたが、どっかの学校の校長先生と違って、インターネットの情報だから絶対だ、とは思えない。
そしたら、案の定、お昼前からぽつぽつ始まり、次第次第に本降りの様相。
それでも皆様、いるかアシカショーやアシカやいるかやペンギンを楽しんだようです。

さて、みんなでわいわいお昼ごはんの後、お土産を買ったら海辺へ降ります。
ちょうど引き潮で、普段なら海の部分を歩き回る事ができます。
普段なら海なわけですから、魚や蟹がうろうろしています。
昔読んだ怪奇小説で、主人公は幼少時に父親とトリュフを取りに行くのだけど一個も見つけられない、父親に「自分のところにはトリュフがない」と、訴えると、父親が、草や土に隠れたトリュフを1つ、指し示してくれる、それから主人公はトリュフを見つけられる目で見る事が出来るようになり、すると、周囲はトリュフだらけだった・・・と言うエピソードを読んだ事がありますが、全くその通りで、みんな、目の前の石の下や、海草の陰の蟹や魚を見つけられない。
「あー、蟹いるじゃん」と、言うと「どこどこどこどこ?」と、ざぶざぶと水をかき回し、折角の蟹を、今度こそ本当に隠れさせてしまいます。
それが、一度、指差して示してあげると、みんな蟹が隠れている、魚が隠れている場所の見方を理解し、そっからは蟹捕獲大会が始まります。

蟹を追い回したり、フナムシにびびったり、お父さんにお土産の砂を拾ったりしている間に雨も本降り、我々も家路についたのでした。


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