2006年2月11日
でんでんむし低学年イベント カレー作り/峠工房2F・集会室

でんでんむしの今年最初のイベントは低学年を対象とした「カレー作り」。
参加者多数により2週に分けて行います、今回はその1回目。
参加者は、小学2年生のY君、同じくKちゃん、でんでんむしの活動を見学したいとわざわざ川崎からやって来た、初参加のYO君、5歳。そしてKちゃんのお兄さん、中学生のD君・・・は? 中学生? てっきり食いしん坊のD君は「カレーなら僕もっ!」と、名乗りを上げたのかと思ったのですが、今週は参加者が少なかったので、申し訳なく思ったD君のお母さんに頼まれての参加だそうでした。気にしなくていいのにぃ。
さて、峠のスタッフとも、そして当人同士もしばらくぶりに顔を合わせる事になったY君、Kちゃん。
ちょっと前までは、我慢するのが苦手で、衝動的にすっ飛んで行ってしまっていたY君でしたが、今はすっかり落ち着いてそんな行動はなくなっていました。しかも調理の手際も良く、大分やり慣れている感じで、おうちでお手伝いしてる事が伺えます。大人っぽくなったなあ、と、感じましたが、食べる量もこれまた相当に大人っぽく・・・結構な量を食べて(おかわりの達人なんだって)、お土産まで持って帰りました。
また、甘えん坊でお嬢様! お姫様! って感じだったKちゃんも、今やすっかり男らしくなって(あれ?)学校では鉄棒の達人、勉強嫌い、でも成績優秀だとか。なかなかさっぱりといい感じ。
成長したとともに、同年代同士のコミュニケーションへの意識が高まったのか、寄ると触ると「ゴリラッ!」「デブッ!」と、相当仲良く?打ち解けた?関係を築いておりました。

そんな中で、ちょっと幼さが際立った、今回初参加だったYO君。
やんちゃでちょっとわがままな5歳。
言うなれば典型的な俺様キャラの彼でしたが、その分好奇心も旺盛だし、でも注意されれば言う事も聞ける、それより何より、今時、青っ洟をたらし、髪に枯葉を絡ませ、水浸し(2月なのにっ!)泥だらけになって遊ぶ気持ちの良い子でした。

それにしても、本当に皆、思っていたより、すごく! すっごーっく! 食べたので、お母さん達の話し合いが終わって、皆が帰って行く頃には、すっかり食いっぱぐれた峠の面々は空腹でふらふら。
園長は「次回はもう一回り大きい鍋にしないと・・・」と、固く心に誓ったそうです。



006年2月18日
でんでんむし低学年イベント カレー作り/峠工房2F・集会室

その日、園長はじめ、峠のスタッフはビビっていました。
と、言うのは、今回でんでんむしのイベントを見学させてほしい、と、左近山の通級クラスから訪れる2人、事前に頂いたメールを見る限り、相当に物騒なキャラ・・・ しかも、今回は刃物も火も使います・・・ どーする? ってか、どーなる? 峠工房ピーンチ!!
「ねえねえ、あそこにあるビーファイター(昔やってた変身ヒーロー物。何故か寝袋が峠にある。)ってビーダマンとは違うの〜? あ、ガンプラじゃん。こう言うのってオタクでしょ?」・・・ この子が中々違う環境に馴染めず、暴れる事もあるG君。2年生。
「(野菜や肉を切るのに包丁が足りなかった時)ぼくは妹と2人で1つで大丈夫ですから。」・・・ この子がパニックを起こすと物や人に当たるM君。3年生。
・・・あれ〜? 困るな〜、でんでんむしのSさんてば相変わらずそそっかしくて。メール間違って送ってきたのかあ? ってわけでもないらしく、どうもこの、調子の良いおはスタ大好き少年と落ち着いててお兄ちゃんらしい少年が件の少年だったようで。
G君は、大人っぽくてかっこいい6年生のお姉ちゃんMYちゃんと、M君はぷっくぷくで可愛い妹のSIちゃんと参加しました。
その他の面々は、2年生MZちゃん、弟で年中のR君、1年生のHちゃん、妹で年中のHIちゃん、年長のMUちゃん、毎度お馴染み、M家のY君、TK君、TM君兄弟、と、珍しく女の子が多かったでした。
午後、演劇の練習があって気が気じゃなかったY君がジャガイモを千切りにすれば(カレーなんですけど・・・^^;) G君が「流石5年生! あなどれんなっ!」と感心したり、普段はママの衣服の一部化しているR君も果敢に挑戦したり・・・ えーっと、まあいつも通り? 普通にスムーズでした。
おかしい・・・事前のメールでは(以下略
私の疑問を他所に、イベントは進み、煮込む段となります。大勢で調理をする場合、「煮えて来ると、ここから蒸気が出ます。」と、言うと、必ず蒸気が抜ける穴に手をかざす子がいるのはお約束ですね。前回は、YO君が、それで軽い火傷をしました。今回のお約束キャラはG君でした。「前回それやって火傷した子がいますからね〜。」園長のツッコミに「おれかよっ!?」と、ノリツッコミで応酬。
出来上がったカレーを、各々持参したご飯で食べて、はい、後はもちろん遊びます。
今日は女子が多いから、あんまし動かんで済みそうだ、と、高を括っておりましたが甘かった。
「外でサッカーやろう!」
TK君、TM君、M君、G君・・・ と、何故か「うちもサッカーやる〜。」と、MZちゃん、そうするとお姉ちゃん大好きなR君も一緒です。「私も行きます。」とMYちゃん、だらだらと公園に向かう一行に追いすがるようにSIちゃんも加わって・・・ まあ晴れてりゃ子どもは外で遊びたいわな〜。
女の子達+R君はビーチボールでサッカー? を、男の子達は、TK君のマイボール(ワールドカップ仕様)でサッカーを。
今日は人数が多いから、参加はしないで良さそげ・・・と、思ったら甘かった。「人数足りないから入って!」
ええー! と、言いつつ、ノリノリで、PKを決めチームを勝利に導き、TM君を持ち上げて振り回し、いつものように息が上がると、どうせ続かない禁煙を誓う、そんな私の体力の限界を理由に一同、峠に戻って工作やお絵かき。
MYちゃんが、とってもすてきな峠工房の看板を作ってくれました。

 

 

 


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